メルセデス、レッドブルに続くのは

イリアムズが2017年マシンを発表したり、マクラーレンの新カラーリングの真偽不明のものが出回ったり、確実に2017年シーズンが近づいてきました。

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おそらく今年もメルセデスレッドブルがタイトル上位にきそうですが、そのあとに来るのはどこなのだろうか?また2017年以降のF1で上位に来そうなチームはどこなのか?各チームの長期傾向(2018~2020年あたり)を考察してみました。

 

まずメルセデス。ジェームス・アリソン獲得で技術部門は盤石。ドライバーもベストな布陣。お金もある。心配は2020年に向けて、メルセデスが徹底など考えないかということ。…今のところなさそうですが。

 

レッドブル。ここはエイドリアン・ニューウェイ先生がいらっしゃるので、鉄板。多少の上下はしつつも長期安定。できれば2018年はタイトル狙いたいところ。

 

フェラーリ。タイトル獲得が至上命題のチームだけど、現在は技術者不足。アリソンを失ったのはでかすぎた…。2017年は技術部門を再構築するための年になりそう。現トロロッソのジェームズ・キーを獲得できれば、2019年シーズンくらいで結果につながっていきそう。

 

次にウィリアムズ。目標は「名門再建」。元メルセデスのパディ・ロウを技術部門のトップ兼チームの取締役クラスで獲得したので、明るい未来しかない感じですね。技術部門は今後より一層強化されるでしょうし、チーム運営面でも安定しそう。2017年はホップの年に、2018年はステップの年になりそう。

唯一心配なのは今年のドライバー、ランス・ストロール。お金はたっぷりあり、GP2でもそれなりに結果を残してはいますが、エースクラスではないような・・・。あとお金があるドライバーは、上位チームに空きができれば即移籍してしまいますので、そこが心配。

 

フォースインディア。ここは引き続き今のポディションキープで。マシンは例年それなりのものを作ってくるので、大丈夫そう。心配はオーナーさんの動向次第。

 

トロロッソ。上に書いたジェームズ・キー次第。移籍されれば長期的には厳しくなりそうだけど、まぁここはレッドブルのジュニアチームだからそこそこでいいといえばいいのか。

 

ルノー。目標は2018、19年あたりで上位にだけど・・・。ジェームズ・アリソンをなんとしても獲得しておくべきだったのでは。技術部門のトップがイマイチ。2017年は2016年よりは上位に行くでしょうけど、レッドブル以上に行くには人材不足。ここもジェームズ・キー狙ってたりして。

 

マクラーレン。技術部門には元レッドブルのピーター・プロドモロウがいる。2017,2018の2シーズンを使って、上位勢には上がりそう。TOP4の一角には入りそうな予感。タイトル獲得までいけるかは未知数。

心配はお金がない。ホンダからの資金をあてにしてるかもしれないけど、ホンダだってそう簡単にお金だせないでしょう。自力でメインスポンサー獲得しないと。ほんとメインスポンサーなしでよく続いているなぁと思う。

 

ハース。ここの狙いは中断勢のトップ。フェラーリのジュニアチームなだけに、まぁ、大丈夫そう。

 

ザウバー。目標はチームの土台再構築といったところ。オーナー変更で、当面のお金は心配いらなくなった。バラバラになった技術部門にはベテラン技術者のヨルグ・ザンダーを獲得。2017年は厳しいだろけど、2018以降は少しずつ上昇しそうな感じ。2017年シーズンが予想以上に低迷して、新オーナーに愛想つかされないことを祈ります。