自分を知り、自分に徹する

『道は開ける』より

「他人の真似をするな。自己を発見し、自己に徹しよう」

不安感、劣等感など、生きていると自分を他人と比べて、劣っていると卑下してしまうことがあります。そしてイライラしてしまったり、心配のあまり集中力をなくし、本来の力を発揮できなかったり。

 

そんなときは「どんな時も自分らしく振舞う」ことを意識してみましょう。

私たちは「自分らしくふるまう」ことができていません。順応できない型のなかへ自分自身をはめ込もうとして、イライラしたり、不安になったりしています。

誰もが他人になることはできません。あなたはあなたでしかない、自分らしく振舞うことで、初めて本来の力を発揮できます。

 

「我々は本来あるべき姿にくらべると、ようやく半分だけ目覚めた状態にすぎない。我々が利用しているのは肉体的にも、精神的にも、自分の資質のごくわずかな部分だけだ。大雑把ないい方をすれば、人間は自分の限界のはるか手前のところで生活している。彼は種々雑多な力を有しながら、いつも決まってそれを発揮しない」ウイリアム・ジェイムズ

 

自分が他人と違うからと言って、悲観する必要は全くない。あなたはこの世の新しい存在。この地球にあなたただ一人しかいない存在です。

他人の真似をしてみたり、優れた人たちの真似をしまくったところで、優れたあなたにはなれません。誰しもそれぞれに個性があります。それは生まれたばかりの赤子にさえもあることです。

自分自身の個性を知ることから始めてみましょう。

これまでの人生で誰かから褒められたことはなんだったのか? 器用さ? 丁寧さ? 思いやり? 

これまでの人生で、自分が得意だったことはなんだたのか? 事務作業? 絵を描くこと(デザイン)? 計算?

まずは自分の個性を知ることから始めてみましょう。